翻訳と辞書
Words near each other
・ マリー・ド・カステラーヌ
・ マリー・ド・ギーズ
・ マリー・ド・クレーヴ
・ マリー・ド・クレーヴ (1426-1487)
・ マリー・ド・クレーヴ (1553-1574)
・ マリー・ド・ナヴァル
・ マリー・ド・ナヴァール
・ マリー・ド・フランス
・ マリー・ド・フランス (1145-1198)
・ マリー・ド・フランス (1344-1404)
マリー・ド・フランス (詩人)
・ マリー・ド・ブラバン
・ マリー・ド・ブルゴーニュ
・ マリー・ド・ブルゴーニュ (1386-1422)
・ マリー・ド・ブルターニュ
・ マリー・ド・ブルボン
・ マリー・ド・ブルボン=モンパンシエ
・ マリー・ド・ブローニュ
・ マリー・ド・ベリー
・ マリー・ド・メディシス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

マリー・ド・フランス (詩人) : ミニ英和和英辞書
マリー・ド・フランス (詩人)[ひと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
ランス : [らんす]
 【名詞】 1. lance 2. (n) lance
: [し]
 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry 
詩人 : [しじん]
 【名詞】 1. poet 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

マリー・ド・フランス (詩人) : ウィキペディア日本語版
マリー・ド・フランス (詩人)[ひと]

マリー・ド・フランス(Marie de France)は、12世紀後半にイングランドで活動したフランス生まれの詩人である。彼女の初期の人生はよくわかっていない。マリーは古フランス語で書いたが、アングロ=ノルマン語で筆写されたため、マリーの作品の写本のほとんどはアングロ=ノルマン語の特徴を有している。マリーはまたいくつかのラテン文学の翻訳もした。
== 概要 ==
マリーの本名は謎である。「マリー・ド・フランス」と呼ばれるようになったのは、出版した本に書かれてあった「Marie ai nun, si sui de France(私の名はマリーで、フランスの出身です)」という1行に由来する。その正体について、いくつかの名前が挙がっている。アンジュー伯ジョフロワ4世の庶子でヘンリー2世の異母姉妹にあたり後にシャフツベリー尼僧院長となったマリー(メアリー)、レディング尼僧院長のマリー、スティーヴン王の娘のブローニュ女伯マリー、バーキング尼僧院長のマリー〔Rossi, Carla (2007). ''Marie, ki en sun tens pas ne s'oblie; Maria di Francia: la Storia oltre l'enigma.'' Rome: Bagatto Libri. 〕、そしてヒュー・タルボットの妻マリー・ド・ムーランである〔Holmes, Urban T. (1932), "New thoughts on Marie de France", ''Studies in Philology'' 29: 1-10〕〔Grillo, Peter R. (1988), "Was Marie de France the Daughter of Waleran II, Count of Meulan?", ''Medium Aevum'' 57: 269-273〕〔Pontfarcy, Yolande de (1995), "Si Marie de France était Marie de Meulan", ''Cahiers de Civilisation Medievale (Xe-XIIe Siecles)'' 38: 353-61〕。
4つの作品がマリー・ド・フランスのものとわかっている。
*マリー・ド・フランスのレー- ロマンスの短いヴァージョンと似ていなくもない。
*イソップ寓話
*聖パトリックの煉獄の伝説- ラテン語で書かれた“''Tractacus de Purgatorio Sancti Patricii''”の翻訳。
*聖オードリーの生涯- 近年にマリーの作品と判明した。エリィの聖オードリーを題材とした作品。
研究家たちはマリーの作品の製作年は、最も早いもので1160年頃、最も遅いもので1215年頃の間だとしていて、4つの作品が書かれたのは1170年頃から1205年までの間だろうとされている。作品の1つの『レー』は「高貴なる王」と「ウィリアム伯」に捧げられている。「王」とはヘンリー2世か、その長男の若ヘンリー王のどちらかだろうと考えられている。問題は「ウィリアム伯」であるが、ウィリアム・ド・マンデヴィルもしくはウィリアム・マーシャルではないかと考えられる。
マリー・ド・フランスはヘンリー2世とその王妃アリエノール・ダキテーヌの宮廷のメンバーだったと推測されている。1816年、イギリスの詩人マティルダ・ベサム=エドワーズは、8音節の語の二行連で書いた“''The Lay of Marie''”(マリーのレー)の中で、マリー・ド・フランスに関する長い詩を書いた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「マリー・ド・フランス (詩人)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.